倍率1倍以下の受験校は不合格にならない?
- evolvingtani
- 2020年6月1日
- 読了時間: 2分
鹿児島県公立高校の入試の出題範囲は中学3年間だけでなく、小学校の範囲も含まれます。
例えば令和2年度の入試では
国語:小学4年に学習した内容が4問 6年内容が1問
社会:小3~4内容が1問(ただし目安点の要素を含む問題が9問)
数学:小4内容1問 小5内容2問 小6内容1問(目安点の要素を含む問題が6問)
理科:小4内容1問 小5内容1問(目安点の要素を含む問題が9問)
英語:目安点の要素を含む問題が9問
が出題されています。
結構基礎問題が多いですね。
各教科90点満点のうち18点(これを「目安点」といい、小学校内容とその関連事項の基礎問題)を下回ると、たとえ倍率が1倍いかなくても不合格になります。
ちなみに令和2年度の入試では鹿児島市内3598人の受験者のうち目安点の合計90点を下回った生徒が約64人いました。
100点満点のテストだと20点ということ。
国語は主に漢字や作文 数学は基礎計算 社会は都道府県や地図記号 歴史の基礎用語 理科も社会同様基礎事項になります。
それじゃ受験勉強もそこから始めないといけないの?ということになるのですが、
その必要はないです。
みなさんが中学校で使っている教科書は同じような内容をレベルを上げながら繰り返し学習できるように作られているので、中学校で学習していることに小学校の復習も含まれています。
ただ、小学校の内容が身についていない場合はすぐに対処したほうがいいです。
公立高校の入試の前には私立の入試があります。
学校にもよりますが、数学は結構基礎問題が多いです。
夏休みの前に自分の状況をきちんと把握し、夏休みに基礎固めをしっかりすることをおすすめします。
今週から火・木・土の週3回19:50から(部活で間に合わない場合は20時20から)「今の実力」確認テストと体験入学を行っています。
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