top of page

アドバイスを受け入れてもらうには(再掲載)

生徒たちは自分の船を一生懸命漕(こ)いでいる操縦者で、


毎日 荒波の中を沈没しないように必死で頑張っています。


私も先生という立場を除いて考えると同じなのですが、


塾の先生としては、海上ではなく陸上の割と高い所で生徒たちを見ている感じです。


いろいろな経験をしている分 正解も知っています。


いまさら言うまでもないですが、私の仕事は彼らが沈まないように導くことです。


ところが、彼らに解決法を直球でアドバイスしても聞いてもらえない時があります。




なぜでしょう?




それは彼らにも「プライド」があるからです。


人間は自分には甘く、他人には厳しいもの。


中学生とはいえ、これまで十数年 自分なりに頑張ってきたという自負があります。




場合によっては「言わないこと」も愛情ですね。


それは決して「怠慢」ではなく相手が望まない時に言っても「害」にしかならないから。


本当に望んだ時にアドバイスして腑(ふ)に落とせるのでしょうね。


だからこちらの助言を聞いてもらえるような人間関係を築くのが第一。





目の前にどれほど美味しい料理があって、自分がその味を知っていたとしても、


相手がそれを食べたいと思わなければどれだけ勧めても食べてもらえません。


まずは相手が口を開けてくれるようにしむけることが大切ですね。






 
 
 

最新記事

すべて表示
夏休みを「成長の夏」に変える!

夏休みまであと3週間。 改めてスケジュールと向き合うと 「あっという間に終わってしまいそう…」という不安もあるかもしれませんね。 創育学舎では、 7 月 1 日から夏期講習をスタートします! せっかくの約 2 ヶ月。イベントや遊びも大切ですが、...

 
 
 
部活を終えた君たちへ

市総体が終わり、県総体に向けてさらなる高みを目指す生徒もいますが、 今日は部活動を卒業した生徒に向けてのメッセージです 長い間、汗と涙を流し、仲間と共に過ごした日々は、かけがえのない宝物です 目標に向かって努力し、時には壁にぶつかりながらも、乗り越えてきた経験は、...

 
 
 
伸びる人の条件

子供たちの成長を間近で見ていると、学力だけでなく「心の成長」の大切さを痛感します 特に「素直な心」は、学びの吸収を格段に高める力を持っているのは間違いなさそう (素直な心を持つかどうかは学ぶ時の姿勢を見るとすぐにわかります)...

 
 
 

Comments


099-229-5163

©2019 by 創育学舎. Proudly created with Wix.com

bottom of page