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進路を真剣に考える

「因数分解って何に役立つの?」


授業の後に生徒の一人が私にした質問です。


「おっ!きたきた」これで何度目だろう?


みなさんも一度は考えたことがありますよね。


これについては和田秀樹さんが「自分から勉強する子の育て方」の中で


『勉強とは役に立つ、立たないではないのです』(中略)『大人になってから使う実用的なものしか習わないのであればそれは「徒弟教育」です。役に立つかどうかわからないけれど、ひと通り身につけておこうというのが「普通教育」なのです。その目的は「基礎学力」を身につけることです。』


と述べています。


私はこの「基礎学力」は「自分の目の前にある課題の(正解でなくてもいいので)最適解を


見つけ出す力で、勉強はそういった力を身につけるため頭が柔らかい若い時期に行うトレー


ニングとしては有効だと思います。


学ぶ側は役に立つ・立たないという視点ではなく、自分の生活を豊かに(物質的にというだ


けでなく)する土台作りと考え、教える側はそれがどう日常と結びついているかをわかりや


すく伝えてあげることが必要でしょうね。


料理や買い物・旅行・ものづくり・・・日常生活の中で教科書で学んだことが使える場面は


結構あります。


私の答えは


「自分がいる世界がどうやってできているのか知るための道具」です。


物体がなぜ落ちるのか?


今の日本がどうやって作られていったか? 目の前の人や書物は何を伝えようとしているのか? それを自分の力で答えを探すのはとても意義あることですね。




 
 
 

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