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「いただきます」の一言

7月30日
読了時間: 1分

夏期講習では、中学3年生は1日7時間勉強します。

お昼をまたぐため、お弁当を持ってくる生徒もいます。

そんな中で今日とても素敵な光景を目にしました。

教室には中学3年生の男子生徒が一人。

これからお弁当を食べようとしていました。

周りには誰もいません。

それでも彼は、お弁当を前にして、

「いただきます。」

と、静かに声に出したのです。

誰かに聞かせるためではありません。

私が見ているからでもありません。

一人しかいない教室で、ごく自然に出た一言でした。

きっと毎朝、忙しい時間の中でお弁当を作ってくださるお家の方への感謝の気持ちが、 自然とその言葉になったのでしょう。

その姿を見て、私はとても嬉しい気持ちになりました。

勉強ができるようになることは、もちろん大切です。

でも、それ以上に、

感謝の気持ちを言葉にできる人であること。

それは、学力では測ることのできない、とても大切な力だと思います。

受験まであと数か月。

この夏、生徒たちは勉強だけでなく、人としても少しずつ成長していくのだと、 改めて感じた一日でした。

 
 
 

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